Japan Society of Next Generation Sensor Technology

第22回センサテクノスクール
「次世代センサ・アクチュエータの基礎から最先端技術」

6月19日に、多数の方のご参加で、盛会裏に終了いたしました。
ご参加、ありがとうございました。


日 時: 2013年6月19日[水] 10:00〜16:45

場 所: 化学会館5F 501号室 (千代田区神田駿河台1-5)
    
主 催: 一般社団法人次世代センサ協議会

協 賛: 一般社団法人電気学会、公益社団法人計測自動制御学会、センシング技術応用研究会、
     一般財団法人マイクロマシンセンター、一般社団法人日本電気計測器工業会、非営利活動法人安全工学会、
     MEMSパークコンソーシアム、フジサンケイ ビジネスアイ                   

開催趣旨
 次世代センサ協議会では、若手研究者・技術者の方々を対象としたチュートリアル的な教育の場といたしまして、また中堅技術者・管理職
の方々が最先端技術の情報を得る場といたしてもご活用いただけいるよう、毎年「センサテクノスクール」を開催いたしております。
 本年は、ホールセンサ、CMOSイメージャ、MEMSに適したセンシング原理と構造、マイクロ/拡張ナノ流体デバイス、バイオセンサに関しま
して、各分野の著名な講師の先生方に、「基礎と応用」あるいは「現状と将来」について分かり易く講演をしていただく予定です。
 奮ってご参加ください。

プログラム

10:00-11:00 ホールセンサの基礎と応用
 ホール素子は、磁気の大きさと極性を検出することができるセンサである。本講演では、ホール素子の原理とホール素子と
 ホールICの基礎と応用について解説する。さらに、ホールセンサ技術を応用した回転角度センサや電流センサ、半導体磁気
 抵抗素子についても特長と応用を紹介する。
 
                 旭化成エレクトロニクス[株] センシング事業部磁気センサー応用技術部 菅野康人氏
11:00-12:00 CMOSイメージセンサの基礎と開発動向
 本講演では、CMOSイメージセンサの基礎と、最近の開発動向について述べる。センサの基本性能の向上として、裏面照射
 による高感度化と、画素の微細化、低暗電流化について解説する。また、積層構造によるSoC化、グローバルシャッタの搭載、
 センサ上でのA/D変換技術と低ノイズ・高ダイナミックレンジ化等の最近の技術動向を説明する。新しい撮像機能である時間
 分解撮像技術と、3Dイメージングへの応用についても触れる。 
                        静岡大学 電子工学研究所イメージングデバイス分野 教授 川人祥二氏
12:00-13:30       昼 休 み
13:30-14:30  MEMSに適したセンシング原理と構造
 微小構造をもつがゆえに、MEMSセンサには適したセンシング原理がある。寸法効果により支配的となる物理法則をあげな
 がら、カンチレバーを利用した計測、光を利用した計測の原理などにより触覚や視覚に相当する機能が得られることを示し、
 これをMEMSで実現するための構造と、そのファブリケーションについて紹介する。

                    東京大学 大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 教授 下山 勲氏
14:30-15:30 マイクロ/拡張ナノ流体デバイスの現状と展望
 液体を流す回路を小さなチップに集積化したのが流体デバイス。分析化学や化学工学のさまざまな機能を集積化でき、医療、
 バイオ、環境などへの応用も進められ製品化もされている。チャネル線幅は100μm程度から100nm前後に及びようになり、
 拡張ナノ空間特有の液体特性が見出され、さらに高度な分析やエネルギーデバイスに展開されつつある。そこで、これらの
 現状と今後の展望について紹介する。 
                            東京大学 大学院工学系研究科応用化学専攻 教授 北森武彦氏   
15:30-15:45      休   憩
15:45-16:45 バイオセンサの基礎と医療・健康・環境計測への応用展開
 酵素などのタンパク質を生体認識素子として用いる「バイオセンサ」について、その基礎を解説すると共に、既存のセンサ機能
 から「化学イメージング」さらに「アクチュエータ」、「人工臓器」へと広がる最近のバイオデバイスの研究動向を示し、医療や健 
 康科学、環境への応用も含めて紹介する。 

                    東京医科歯科大学 生体材料工学研究所センサ医工学分野 教授 三林浩二氏